みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe です。

本日は、cheero より販売されている cheero Power Plus DANBOARD version Block 3000mAh をレビューします。
本製品は、ダンボーバッテリーシリーズ上、最小容量のモバイルバッテリーとなっており、小型/軽量を最大の特徴としたモデルです。

ラインアップ上は、cheero Power Plus DANBOARD version Plate 4200mAh とペアと扱われる製品です。

・開封&レビュー

パッケージ

内容物は、本体、取扱説明書×2、本体充電用MicroUSBケーブル。

本体。海洋堂のリボルテックダンボーのカラーが忠実に再現されています。

裏面には各種表記がプリントされていますが、これもデザインとして溶け込んでいます。

上部には出力ボタンが配置。

右側面に残量インジケータ、USB-Aポート、本体充電用MicroUSBポートが配置。

その反対の左側面には容量表記と、宅配便の段ボールでよく見るマークがプリントされています。

iPhone6s 接続時に4.86V/0.91Aの出力を確認。

・小型が故のデメリットも

本製品は小型/軽量で、普段から持ち歩くにも最適なサイズとなっています。

しかしながら、小型という言葉の裏を返せば、内部のスペースが限られているということです。その為、ペア製品のPlate 4200mAh と比較すると、スマートフォンなどの充電時間に直結する本体出力(5V1A)が控えめになっています。

5V/1A という数値は、iPhone に付属する充電器と同等の充電スピードで、より高速な5V/2A充電と比較すると、充電速度の面で大きく劣ります。

さらに、近年のスマートフォンの大型化により、内蔵されているバッテリーの容量も肥大化している為、3000mAh という容量は物足りないと感じる人も多いかもしれません。iPhone 8 などであれば約1回充電することができますが、iPhone 11 Pro Max などは満充電すらできない容量です。

これに加え、iPad などのタブレットの充電には不向き(場合によっては充電されない)ですので、タブレットも充電したいという方は、他のダンボーバッテリーシリーズが良いかと思います。

・持ち運びには最適

とはいえ、小型/軽量なモバイルバッテリーは普段から持ち歩きやすいものです。

10000mAh クラスのモバイルバッテリーともなると、200g程度になりますから、本製品の70gという重量は非常に魅力的なものです。特に女性からの圧倒的な支持を受けているのも事実で、小型で取り回しがしやすい、小さなカバンにも仕込んでおけるなど、サイズ感によるメリットを享受している人は一定数います。

また、そもそも1日に何度も充電する必要がない。という方には、3000mAh でも十分だといえます。

・本体仕様

本製品の重量は、モバイルバッテリーとしては驚異の 70g と超小型軽量となっています。
本体充電時間は別売り1A充電器使用で約3時間となっており、充電にはiPhone付属の充電器などの1A固定出力の充電器(5V/1A)を使用するように指定されています。

また、安全機能として、過充電時 、過放電時、ショート時、発熱時の自動停止機能に加え、デバイス充電完了時自動停止機能が搭載されています。※一部非対応機種有り

このバッテリーの容量は3000mAh(11.1Wh)ですので、手荷物に限り飛行機内への持ち込みが可能です。

・総評

小型/軽量で、スマートフォンを1回程度充電することができる本製品。ダンボーのデザインも相まって、非常によい製品に仕上がっています。

また、本製品はcheeroより発売されているモバイルバッテリーの中で、最軽量のモデルの1つで、常にカバンの中に入れておいても邪魔にならず、もしもの時のお守りとして持っておくにもよい製品となっています。

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最終更新日:2019年12月18日

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